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このページは、エンビジョンがサポートしている機能の一覧を示します。関数の主な目的は、基本的な言語構文が十分ではない場合、エンビジョンの機能を拡張する事です。
関数シンタックス
関数の一般的な構文は次のとおりです:
x = fun(arg1, arg2, arg3)
fun
を関数の名前に置き換え、
argN
に、関数に渡す引数をカンマ区切りでリストします。全ての関数はベクトル演算されます。引数
B
がオプションの場合、
fun(A[,B])
は、
A
は必須ですが、
B
は省略できる事を示しています。
数学関数
abs(V)
: ABS エクセル関数と同じです。ceiling(V)
: シーリング エクセル関数と同じです。exp(V)
: EXP エクセル関数と同じです。floor(V)
: フロア エクセル関数と同じです。log(V, [, B])
: ログ エクセル関数と同じです。max(A1, A2 [, A3, .., An]
: マックス エクセル関数と同じです。min(A1, A2 [, A3, .., An]
: ミニマム エクセル関数と同じです。norminv(V)
: NORMINV エクセル関数と同じです。pow(U, V)
: パワー エクセル関数と同じです。エンビジョンは、 U ^ V
演算もサポートしており、同一の計算を行います。round(U, V)
: ラウンド エクセル関数と同じです。 第2引数はオプションです。sqrt(V)
: SQRT エクセル関数と同じです。
テキスト関数
concat(S1, S2, S3, ..., Sn)
: S1
から Sn
までのテキストを連結します。contains(S, M)
: 戻り true
S
テキストが含まれていたら、テキストM
と連結します。endswith(S, M)
: 戻り true
テキストがS
で終了していたら、テキストM
と連結します。startswith(S, M)
: 戻り true
テキストがS
で始まっていたら、テキストM
と連結します。
カレンダー関数
date(y,m,d)
: 渡された引数の、年、月、日で構成された日付を返します。 制限として y
、 m
、d
は数字でなければなりません。monday(D)
: 日付D
の前にある最初の月曜日を返します(包括的)。month(D)
: 2001年からの月数をカウントして、日付 D
を持つ月のインデックスを返します。monthnum(D)
: 引数として渡された日付を含む月(1〜12)を返します。today(timezone)
: 渡されたタイムゾーンの現在の経過日付と、UTCとの時間差を返します。weeknum(D)
: WEEKNUM (システム 2) エクセル関数と同じです。
順位づけ関数
rank(V [,G])
: RANK.EQ 全てが異なるランク(任意にターブレーク)になる事を除いて、エクセル関数と同じです。 オプション引数G
は、G
で定義されたグループごとにローカルランキングするために使用します。rankd(V)
: RANK.EQ エクセル関数と同じです。cumsum(V, R [,G])
: R
で指定された増加ランクに応じた、値V
の累積合計を返します。オプションの引数G
は、G
で指定されたグループごとにローカル累積和を実行するために使用します。
高度な関数
forex(V, Orig, Dest, D)
: 日付D
のレートを使用して、通貨Orig
のV
額を、通貨Dest
に変換した額を返します。 通貨は、標準的な3文字コードで符号化しなければいけません。 Lokadは、欧州中央銀行によって提供されたデータを使用し、約30の通貨に対応しています。レートは毎日更新されます。hash(V)
: 0 と 2^24-1の間の擬似単射ハッシュ値を返します。この関数は、一般的に、列の内容でハッシュされたデータセットをランダムのシャッフルする為に使用され、その後、ハッシュ値をソートします。priopack(R, V, S, C, J, [, B])
: ビンパッキング・アルゴリズムの単純なバリアントは、購入優先順位付けリストで使用する事を意図しています。古典的なビンパッキング・アルゴリズムとは異なり、ビンの容量を最適化するすだけでなく、ユニット順序を可能な限り維持します。R
は、パックさせる行のランクを含みます。 V
は、各ラインの体積です。 S
は、「サプライヤーごとに」ビンパッキングを計算した、サプライヤーの同等クラスです。 C
は、最大ボリューム容量で、その値は、V
と均一であり、同等のクラスC
にわたって一定の値であると仮定されます。 J
は、ジャンプ閾値で、その値はV
と均一であり、一般的に、C
値の最小倍数であるべきです。 {B}}は、「障壁」と解釈されるオプション引数で、この値が設定されていると、ビンパッキングプロセスは、B
で定義された等価クラス以下であるラインを並べ替えません。