もしサンタクロースがLokadを訪れ、私にプレゼントを選ぶ機会があったら、おそらく私は私たちのアプリケーションと任意のクライアントシステムの即時統合を可能にする魔法のデータコネクタをリクエストするでしょう。

その間(待っている間…)、私たちは私たちのアプリケーションとの統合に関連する複雑さと時間要件を減らすための取り組みを続けています。中間スキーマ(SQL中間データベース)を介した統合は非常に優れたパフォーマンスを発揮することが証明されていますが、さらに簡単な統合方法の要望も頻繁に受け取っています。本日、開発チームは新しい統合オプションを本番環境に導入しました。具体的には、フラットファイルを介した統合です。

なぜ重要なのか

テストはソフトウェアソリューションの評価の重要な部分です。大きな課題は、データ品質を確保しながら初期の統合作業を最小限に抑え、堅牢で代表的なテスト結果を得ることです。

動作方法

TSV は Tab-separated Values の略で、情報を特別にフォーマットされたテキストファイルに保持するデータストレージ形式です。この形式は非常に古いですが、データ交換には驚くほど優れており、大規模なデータセットが必要なプロジェクトでは SQL よりも好ましいです。最も重要なことは、この形式を使用することでデータベースに SQL テーブルを設定する必要がないことです。

1. Salescast の ‘新規プロジェクト’ タブでは、SQL ウィザードと FTP ウィザードの選択肢が提供されます。

Salescast の ‘新規プロジェクト’ タブから FTP ウィザードにアクセスできます

2. データは2つの tsv ファイルで提供する必要があります。正確なデータスキーマを再現することが重要です。詳細についてはドキュメントをご覧ください。なお、すべての規則(タブ、カンマ、セミコロン、テーブルとフィールド名、大文字と小文字の区別など)を守る必要があります!

中間 TSV ファイルの設定方法に関するドキュメント

3. テーブルをリモートの FTP サーバーにアップロードする必要があります。既に使用している FTP サーバーにフォルダを配置するか、この目的のために新しいフォルダを設定することができます。

4. 必要なすべての資格情報を提供して FTP サーバーに接続し、ウィザードを実行します。

Salescast の FTP ウィザード

リソース

弊社の統合ビデオは良い紹介となります。また、前述のように、中間 TSV スキーマに関する詳細情報も提供しています。

Lokad では、エンタープライズプランに登録されたお客様に対して、高速な Salescast 接続を持つ FTP サーバーアカウントを設定することができます。また、要望に応じて Windows Azure ストレージアカウントとの直接統合も提供できます。