Priceforgeは、ダッシュボードと価格設定のWebアプリであり、急速に進化しています。特に、プロセスの自動化に関連する2つの新機能が本番環境に導入されました。これらの機能により、毎日自動的にダッシュボードが更新され、見直された価格がビジネスシステムに再インポートされる完全に自動化された設定を作成することが可能になりました。

Web API

Salescastからのデザインを参考にして、Priceforgeには独自のWeb API(アプリケーションプログラミングインターフェース)があります。このAPIの目的は、リモートシステムからPriceforgeプロジェクトの実行をプログラムで制御することです。

たとえば、このAPIを使用すると、Priceforgeの外部で実行されるスクリプトを作成することができます。このスクリプトは、まず最新のデータをFTP経由でBigFiles(ファイルホスティングサービス)にアップロードし、次に関連するPriceforgeプロジェクトの実行をトリガーします。

このAPIは、JSON形式のメッセージを使用して通常のRESTパターンに従います。現時点では、2つのメソッドがあります。

  • /api/startrun:プロジェクトの実行をトリガーします。
  • /api/projectstatus:プロジェクトの状態を詳細に表示します。

ファイルエクスポート

Priceforgeは、見直された価格や最適化されたアイテムの表示順位など、高度な計算を実行することができます。ただし、Priceforgeを最大限に活用するには、これらのデータを関連するビジネスシステム(たとえばMagentoやPrestashop)に再インポートする必要があります。

Priceforgeは、fileタイルを介してデータをエクスポートするための組み込みメカニズムをサポートしています。Priceforgeのタイルは、ダッシュボードを構成する要素の1つです。たとえば、Priceforgeは、_barchart_や_linechart_などの非常に視覚的なタイルをサポートしています。

fileタイプのタイルには2つの出力があります。まず、タイルはダッシュボード内のプレーンブロックとして表示されます。このタイルをクリックすると、ファイルがダウンロードされます。次に、ファイルは指定された場所にあるBigFilesに戻されます。たとえば:

show file "/foo/my-prices.tsv" with Id, Label, Price

この小さなEnvisionスクリプトは、fileタイプのタイルを定義し、my-prices.tsvという名前のファイルを作成し、それをBigFilesの/fooフォルダにプッシュします。このファイルは、FTPを介してダウンロードできるようになります。